司法書士になる前からずっと、法律家にとって一番大切な力は、人に分かりやすく説明する力だと思っていました。
確かに、複雑な法律や制度、取るべき解決策を分かりやすく説明できれば、相談者に大きな安心を与えられると思います。
でも最近、大切なのはそれだけではない、少なくとも説明する力は一番重要な力ではないと考えるようになりました。
まず相談者がどんなことを不安に思い、なぜその様な状況になったかをしっかりと聞いて把握しなければ、解決策は見つかりませんし、
相談者の話をしっかりと聞くうちに、自然と相談者の考えがまとまり、結論が見えてくるケースが多いことにも気づいてきました。
「聞く力」こそが、法律家に求められている、最も重要な力なのだと思います。
それでも、なかなか人の話をしっかりと聞くというのは難しいです。
こんなことを聞いても良いのか、失礼になるのではないか、もっと詳しく聞くべきだったとか、反省することばかりです。
司法書士として、ずっと考え続けていく問題だとは思いますが、これからも「聞く力」を意識して磨いていきたいと思っています。
防府オフィス 中川
写真は山口市阿東の船方農場さんにある巨大ブランコです。ブランコをこいでいるのは長男。興奮気味に、大自然のなかのブランコを楽しんでいました。
この春、小学校に入学した長男。大きな節目を迎えました。子の成長は早いですね。集団登校に合わせ、自ら早起きをするようになり、頼もしく思います。これからは親の手を離れて行動することも多くなるでしょうが、たくましく成長することを願うばかりです。
松井

山口オフィス近くの一ノ坂川の桜並木は、強い風と連日の雨で、あっという間に見ごろを過ぎてしまいました。
今年は週末のお天気に恵まれず、お弁当を持って家族でお花見はできませんでした。
お花見シーズンで、毎年 『いやだなぁ~』 と個人的に思っていることがあります。
それは、お花見スポットでのバーベキューパーティーです。
公園の中、桜を見上げてみんながお弁当を食べたい場所は限られています。
そんな中、お肉を焼いて煙を周囲にまき散らす方々・・・
どうしてここでお肉を焼いて食べなければならないのか・・・
周りのみなさんと同じように、お弁当をたべることはできないのか・・・
バーベキューパーティーをするのも、お弁当を食べるのも個人の自由だとは思いますが、毎年まいとし、あくまでも 『個人的に』 いやだなぁと思っています。
山口オフィス事務員 福田智里